ボルボの事故調査隊が1970年に結成され、今年の10月で50周年となりました。
「ボルボ・カーズ・アクシデント・リサーチ・チーム」は365日24時間で待機して、
スウェーデンのイエテボリから半径100キロ圏内で発生したボルボの関わる
全ての事故について調査、分析し警察や保険会社、被害者の医療データも収集し
研究を行っています。
まるで「刑事」のような調査と知られているそうです、これまでに4万台以上の車両と
7万人以上の乗員データを分析してきました。
某高級輸入車メーカーの10倍とも言われています。
これだけ徹底しているボルボだからこそ実験現場のセーフティセーンターでも、
多くのメーカーが未だに男性型のダミー人形を使い続けるなか、ボルボは1995年から
女性型ダミー人形も取り入れました。
そして実験データは惜しみなく「EVAプロジェクト」として誰でもダウンロード出来るように公開、
すべての人にとってクルマがより安全なものになることを願っているのです。
カーライフアドバイザーこもだでした。