クライメート・ニュートラル達成!
皆さまこんにちは
カーライフアドバイザーの上原でございます。
早速ですが、皆さまはクライメート・ニュートラルって言葉はご存じでしょうか
最近ではネット記事やニュースでも取り上げらる事が増えてきましたね。
本日、ボルボ・カーズのスウェーデン本社からプレスリリースがございまして、
その内容はと言いますと・・・
【ボルボ・カーズは本日、2025年までに全世界の製造拠点をクライメート・ニュートラルにするという目標に向けて大きく前進し、
スウェーデンのトースランダ工場が、ボルボとして完全にクライメート・ニュートラな状態に達した最初の自動車製造工場となった】
と発表しました
※スウェーデンにあるトースランダ工場です
これにより、トースランダ工場は2018年にクライメート・ニュートラルを達成したスウェーデンのジョブデのエンジン工場に続き、
製造拠点全体で2番にクライメート・ニュートラルを達成したと言えます。
※トースランダ工場の生産ラインです
ちなみにですが、クライメート・ニュートラルとは、製造工程で消費される電気エネルギーなどの発電によって発生する
CO2(二酸化炭素)などの温暖化ガス量を算出し、それに基づいて排出量削減証明書を購入することで、
発生したCO2(二酸化炭素)を相殺する事です
簡単に分かりやすく言いますと、
①自動車を生産するとCO2が発生する
↓
②CO2排出量の多いガソリン・ディーゼル車量を減らす
↓
③CO2排出量の少ない電動化車両を増やして、車両生産時に発生するCO2排出量を電動化車両にて相殺する
↓
④クライメート・ニュートラル達成
と、この様な感じでしょうか
地球温暖化が進む中で、ボルボ・カーズは2018年から2025年までに車両1台当たりのライフサイクルにおけるCO2排出量を
40%削減することを目指す。という自動車業界で最も意欲的な計画を既に発表しておりました。
この計画は2015年にパリ協定で採択された
「 地球温暖化による気温の上昇を、産業革命前の水準から1.5℃までに留める 」
という目標に基づくボルボ・カーズが今後実施する具体的な行動計画となっております。
今回のプレスリリースにおいて発表されたトースランダ工場のクライメート・ニュートラルの達成が、
「 2040年までにクライメート・ニュートラルな企業になる 」
というボルボ・カーズの目標に対する具体的な第一歩となりました
今後は地球温暖化対策に対する取り組みが緩むことはありません
どんどん厳しくなっていきます
自動車販売関連以外の業種でもクライメート・ニュートラルを目指して活動しています。
これらの計画の中心となるのがボルボ車の全ラインナップ電動化と言う事なのです。
皆様も環境対策におけるCO2を意識するようにしましょう
皆で協力しないと良くなりませんので