サポートバッテリーについて
こんにちは、メカニックの古川でございます。🧑🔧
年末に、バッテリーキャンペーンを実施した際は、たくさんの方にご相談頂きましたが
今回は、サポートバッテリーの点検についてご説明いたします。
サポートバッテリーとは、アイドリングストップの際などに電力を補助的に供給するバッテリーで
メインバッテリーとは別で搭載されています。
サポートバッテリーもメインバッテリーと同様に年数によって劣化してしまいます。
サポートバッテリーの電圧が低くなってしまうと、アイドリングストップが使用不可になってしまったり
最悪の場合アイドリングストップ後にそのままエンジンストールしてしまう可能性もございます。
こちらはV90の画像でございますが、この車両の場合はカバーの下にサポートバッテリーがございます。
カバーを開けると端子の箇所が腐食しておりました
サポートバッテリーの劣化などによりバッテリー内の希硫酸の漏れが発生し端子を腐食させてしまいます。
この腐食によりバッテリーと端子の接触不良を起こしてしまい充放電が出来なくなつてじいます。
この腐食はすぐにはアイドリングストップに影響が出ないため運転していてなかなか端子の腐食に気づきにくいです
そこで定期点検が重要になってきます
12ヶ月点検などの定期点検の際は必ずバッテリーの点検を行っておりますので
バッテリーの現状のご説明と事前に今後のオススメをすることが出来ます。
また、事前にご予約が必須にはなりますがバッテリーだけでの点検も承っております。
バッテリーは約3年経過してしまうと、急激に性能が低下してしまうと言われています。
ですので点検や車検入庫頂いた際には必ず、ボルボ専用バッテリーテスターを使用してバッテリーの単体点検をさせていただいてます。
バッテリーが正常だと画面には「良好、問題なし」と表記されます。
他にもバッテリーの健全性、充電状態なども確認できますので
お気軽にご相談くださいませ。