タイヤの減りは距離で決まりません
2021.07.10
NEWS
こんばんは
梅雨の雨にも負けず、休みの日は朝一番乗りでゴルフの朝練を欠かさないメカニックの伊丹です
もちろん朝練の後は家族サービスしてますよ
さて、本日はタイヤについてご案内をさせていただきます
このブログでも日頃タイヤのご案内をさせていただいておりますが、今回はタイヤの溝についてです
ここでいきなり問題です!
タイヤが早く減ると思われるのはどちらでしょう?
①2週間に1、2回乗るくらいで、ほぼ遠出でしか使わない
②毎日走るが遠出はせず近場の買い物だけ
この2つで同じ距離を走ったとするとどちらが早く減ると思われますか?
正解は②の毎日近距離を走る方です!
もちろん乗り方によっては例外はありますが、遠出で加速、減速の頻度が少ない方よりも、
信号で止まり、加速してまた止まり、交差点や駐車場をぐるぐると走っていると
タイヤの負荷は想像以上に激しいのです
「うちの車は距離乗ってないからタイヤはまだまだ大丈夫でしょ!」
「外から見てもまだ溝あるし!」
↑これは危険です
この下のお写真のタイヤをご覧ください
全体的に摩耗はしていますが外側に比べて、内側がツルツルになってしまっているのが
お分かりいただけるでしょうか?
この減り方は車の異常でこうなったわけではありません
この減り方はハンドルをよく切られる方に多い減り方になります
しっかり話すと長くなってしまいますので簡単に
ハンドルを切るとタイヤは真っ直ぐ横を向くわけではなく
少し斜めに傾きながら曲がる構造になっています
その為、家からハンドルを目一杯切りながら出て行く方や、
よく急角度で曲がるような道を走られる方は注意です
ボルボは安全性に関していろんな装備、機能があり、
ボディも皆様をしっかりと守ってくれていますが、
走る上での接点は4つのタイヤだけです
それもハガキ4枚分の面積
いくらブレーキが強くても、滑りにくくするコンピューターが付いていても
それをフルで発揮させる為にはタイヤが重要!!
気になる方、わからないけど不安な方、これから梅雨でタイヤはより滑りやすくなりますので、
滑ってヒヤッとする前に是非一度ボルボ・カー幕張までご相談ください